191219_01 米ディジ・インターナショナル

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日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
12月19日	191219_01	米ディジ・インターナショナル	半導体複合部品	機能モジュール	一般産業用

クラウドベースのデバイスマネジメント機能を備えたSOMプラットフォーム「ConnectCore 8M Nano」

Digi ConnectCore 8M Nano

　米ディジ・インターナショナルはこのほど、「Digi ConnectCore 8M Nano」システムオンモジュール（SOM）を発表した。

　同社は、NXPの最新のi・MX 8M Nanoアプリケーションプロセッサの早期アクセスパートナーとして選ばれた。同SOMは、先進的なコネクティビティとマルチメディア機能を備えたスケーラブルで省電力のArm Cortex-A53およびCortex-M７コアを搭載している。

　費用対効果の高いSOMプラットフォームは、認証済みのワイヤレスコネクティビティ、デバイスセキュリティフレームワーク、リモートマネジメント、クラウドインテグレーション、Yocto Projectベースの全てそろったLinuxソフトウエアプラットフォームを備える。

　Digi ConnectCoreは、組込み製品開発を簡素化し、製品メーカーがコアコンピテンシに集中して、個別の部品設計より50％低い開発コストとリスクで12-18カ月早く市場に投入できるようにする。

　性能、電力、コストの最適なバランスを実現しており、幅広い産業・医療機器やIoT、ヒューマンマシンインターフェイス（HMI）、機器モニタリング、オーディオ／音声、エッジコンピューティング、機械学習（異常検出など）といったアプリケーションに適している。

　主な特徴は、フルにテスト・メンテナンスされたBSPおよび、セキュリティ、パワーマネジメント、ワイヤレスコネクティビティを実現するAPIXソフトウエア拡張機能を備えた、オープンソースの製品化対応Linuxディストリビューション。認証済みのワイヤレスコネクティビティ（デュアルバンド802.11a／b／g／n／ac、ブルートゥース5、ギガビットイーサネット）。

　セキュアなコネクテッド製品の構築を容易にする、統合されテストされた完全なデバイスセキュリティフレームワーク。先進のパワーマネジメント、セキュリティ、ペリフェラルサポート、システム信頼性運用を支援するオンボードサブシステム。ポリシーベースのファームウエアアップデート、コンフィグレーション管理、デバイスヘルスモニタリングを含むクラウドベースのデバイスマネジメント機能を備える。

　近距離（802.15.4／ZigBee）、長距離（868／900メガヘルツ）、セルラー（LTE Cat-1、LTE-M、NB-IoT）に対応する認証済み通信モジュールファミリーでの幅広いワイヤレスオプション―など。