191217_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月17日 |
191217_01 |
サガミエレク |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
自動車機器用 |
自動車の各機能ごとに最適化した公差±3%のコーナーセンサー用トランス
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コーナーセンサー用トランス |
サガミエレクは、自動車の各機能ごとに最適化した新製品の開発に取り組んでいる。新たにバックセンサー向けとしてインダクタンス狭偏差を実現したコーナーセンサー用トランス「5RFH」を開発し、販売を開始した。
新製品は、外部ノイズの影響を受けにくいケース付きシールド構造を採用。インダクタンス公差プラスマイナス3%と狭偏差により無調化を実現した。使用温度範囲は、マイナス40-プラス125度(自己発熱を含む)。自動車における品質規格であるAEC-Q200対応が可能。外形寸法は、6.5×7×7.5ミリメートル。ラインアップは、温度特性フラットタイプ「5RFH」、大電流タイプ「5RFHB」、大電流低背タイプ「5RGHB」。
より近距離を判別
超音波センサーモジュールでは音波を発生させ、反射波を捉える。トランスのインダクタンス値とトランスデューサのキャパシタンス値の共振周波数が、ICの発信周波数とずれると音波の発生直後にリンギングノイズが発生する。リンギングノイズが障害物検知までに収まらない場合、誤動作が発生する。公差を抑えることでLC共振周波数ずれを抑制し、リンギングノイズの発生時間を短縮できる。より近距離の判別が可能。新製品は、L値の狭公差の製品を実現してモジュールの誤作動を防ぐ。
用途はバックセンサーとして、超音波センサー駆動用に最適。このほか、各種電源、産業機器、医療機器・美容機器など。
同社は、コイルの専門メーカー。従来の民生機器向けから自動車向けに事業の柱をシフト。特にカーナビ、カーオーディオ向けの高音質用のローパスフィルタ(LPF)で事業を拡大。さらに車載LED照明向けをはじめ電装系まで、車載アプリケーションを拡大している。
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