190827_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月27日 |
190827_01 |
ケル |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
5Gなどをターゲットに見据えた32Gbpsの差動伝送に対応した0.55ミリピッチ同軸ケーブル用コネクタ
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ケルの32Gbps差動伝送対応高速同軸 ケーブルコネクタ「TSLシリーズ」 |
ケルは、第5世代移動通信システムの5Gなどをターゲットとした戦略的製品として、最大32Gbpsの高速差動伝送に対応した0.55ミリピッチ高性能同軸ケーブル用コネクタ「TSLシリーズ」を開発した。市場でのさらなる高速伝送ニーズに対応する次世代コネクタとして、5Gや4K/8K放送機器などの用途への提案を強化する。
同製品は、高速伝送を実現するため、ノイズ対策を強化した。同社の0.5ミリピッチ極細同軸ケーブル用コネクタ「SSLシリーズ」の多点グランド機構に対し、さらにグランド数を増やし性能を向上させている。従来の極細同軸ケーブル用コネクタで既に採用している金属シェルカバーでコネクタ全体を囲い込む構造を継承し、減衰量の抑制やEMC性能を強化している。
同シリーズは、東京特殊電線(TOTOKU社)の高性能同軸ケーブル「RUOTA(ルオータ)」と組み合わせることにより、低損失・低スキューで最大32Gbpsの高速差動伝送を実現する。
同シリーズは、クリック感のある良好なロック構造を有している。オプションでコネクタにプルテープを用意、テープを引くことでコネクタのロック解除や簡単で確実な抜去が可能で、作業性を向上させている。
同社では、TSLシリーズを、高速伝送が要求される5G・IoT周辺機器および関連市場への提案を見込んだ戦略的商品に位置付けている。
主な特徴は、高速差動伝送に特化し、最大32Gbpsの高速差動伝送に対応。金属シェルカバーでコネクタ全体を囲い込む構造、多点グランドによって減衰量の抑制やノイズ対策を向上させた。
ターゲット市場は@5G、IoT周辺機器A放送・画像機器市場(IP伝送装置、4K/8Kカメラ、ビデオサーバー)B通信機器市場(固定・移動体通信機器、スペクトラムアナライザ、サーバー)C医療機器市場(画像診断装置、メディカルカメラ)D車載機器市場(車載カメラ、ADAS)。
主なターゲット/スペックは、ビットレート0―32Gbps(ケーブル長1千mm以下)。周波数(Sパラメータ)0.01―20GHz。スキュー10ピコ秒以下(RUOTA採用時)。ピッチ(コネクタ)0.55mm。ピッチ(ケーブル)0.825mm(AWG#32/#36結線時)、また0.55mm(AWG#36結線時のみ)。極数(コネクタ)31極。極数(ケーブル)20極(AWG#32/#36結線時)、または31極(AWG#36結線時のみ)。
コネクタサイズは基板側23.8×5.2×高さ2.0mm、ケーブル側23.6×7.4×高さ3.1mm。適合ケーブルはAWG#32/#34/#36/#40に対応可能(RUOTAはAWG#32のみ)。
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