190717_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月17日 |
190717_01 |
日本電波とJAXA |
半導体素子 |
ディスクリート |
一般産業用 |
宇宙用材料などから放出されるガスを計測するために共同で研究開発した高精度ガス計測センサー「Twin-QCM」
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Twin―CQCMセンサーモジュール |
日本電波工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が真空環境下において宇宙用材料などから放出されるガス(アウトガス)を計測するために共同で研究開発した高精度ガス計測センサー「Twin−QCM」の、海外向け販売を本格的に開始した。
販売を開始した日本電波工業は、海外販売に当たり、欧州連合(EU)の基準適合マークである「CEマーキング」対応を行った。これによりTwin−QCMは、国際的な安全性の基準を満たすとともに、EU域内への輸出に必要な安全指令に適合していることが証明され、欧州市場での販売が可能になった。
Twin−QCMは、従来品に比べて優れた精度、温度補償機能の安定性から、今後、国内外の宇宙機開発におけるコンタミネーション(汚染)対策に大きく貢献できる。
JAXAでは、既に人工衛星で使用される材料のアウトガス(コンタミネーションの原因)測定に使用している。
今後は使用範囲を拡大し、人工衛星実機スケールでの測定にも同センサーを適用して、宇宙機のコンタミネーション対策の最適化を進める。
日本電波工業では、宇宙産業以外の用途として車載機器用接着剤、放熱材など有機材料の分析もターゲットに、17−19日にポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展」にも出展する。
有機材料や半導体
JAXAと共同で研究開発した成果を利用したことを示すJAXA COSMODE&t与製品として、コンタミネーション抑制のためアウトガス計測を必要とする有機材料、半導体、建材メーカー市場など一般産業分野への展開を本格化する予定。
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