190606_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月6日 |
190606_02 |
ルネサスエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般民生用 |
4ビットデコーダを内蔵した耐放射線パッケージ16chカレントドライバー
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ルネサスの「ISL72814SEH」製品イメージ (宇宙衛星用16チャンネルカレント ドライバーリレー回路の部品点数を大幅低減) |
ルネサスエレクトロニクスはこのほど、衛星コマンドおよびテレメトリシステムのサイズ、重量、消費電力を低減する、4ビットデコーダ内蔵の耐放射線パッケージ16チャンネル・カレントドライバーの出荷を開始した。
新製品の「ISL72814SEH」は、デコーダ、入力レベルシフタ、および16のカレントドライバーアレイを一つのモノリシックICに集積。同デバイスにより、人工衛星開発メーカーは中軌道、静止軌道、高軌道、および深宇宙用のシステムに対して、性能を向上しつつ、サイズ、重量、消費電力を大幅に低減可能になる。
通信衛星のペイロード内には1500個以上のRFスイッチがあるが、新製品は16チャンネルもの多チャンネル対応のため、使用個数の削減が可能。
これらのRFスイッチに、750ミリ秒で28V/500mAパルスを、指定したインターネットラジオ局やテレビチャンネルにルーティングすることが可能。また、推進システムのスラスタのオン/オフ、軌道高度の変更、ソーラーパネルのチルト用モータの起動に使われるソレノイドとリレーを、50m―600mAのラッチパルスを持つ12―30Vを出力して制御する。ISL72814SEHは、1チャンネル当たりのVCE(SAT)電力消費は低く、さらにレベルシフタを統合したことにより、いくつかの周辺部品を取り除くことが可能となる。また、内蔵クランプダイオードにより、誘導性負荷によるサージ発生時にも保護回路を外部に追加する必要がない。
ISL72814SEHは、同社独自のシリコンオンインシュレータ(SOI)プロセスを利用して、重イオン環境下におけるシングルイベント効果に対する堅ろうを実現。ドライバーに内蔵されたデコーダは、FPGAの多用途I/Oと衛星のフライトコンピュータのマイクロプロセッサに直接インターフェイスで接続できる。
16チャンネルのコレクタ接地オープンエミッタPNPドライバー出力は、それぞれ最大42V、700mAのパルスを生成可能。
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