LoRaWAN　Wi-Fiに対応したIoTPoC用ノードモジュール

菱洋エレクトロのLoRaWAN Wi-Fi対応 PoC用ノードモジュール

　菱洋エレクトロは、ＬｏＲａＷＡＮ　Ｗｉ−Ｆｉに対応したＩｏＴシステムＰｏＣ（概念実証）用Ｎｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌｅを開発した。

　市販のＮｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌｅ製品を使用する場合、取得したいセンサーデータや使用したい通信方式などの要求仕様に対応するため、ＰｏＣのたびに機器の選定やソフトウエア開発が必要になることが課題になる。

　同社は豊富なセンサー類を標準サポートし、ＬｏＲａＷＡＮ　Ｗｉ−Ｆｉに対応したＩｏＴＰｏＣ用Ｎｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌｅを開発した。これによって、要求仕様を準備段階から流動的に変化させ、ＩｏＴシステム導入のためのＰｏＣをスムーズに実施できるフレキシブルな環境を提供する。

　同社が取り扱う豊富な製品と組み合わせて、センサーデータ取得から見える化・データの利活用まで、ＩｏＴのトータルシステムとしても提案する。今後は、幅広い層の市場のニーズを受けて、防じん・防水・防滴タイプも開発する。

　ＩｏＴシステムＰｏＣ用Ｎｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌｅは十数種類の「Ｇｒｏｖｅ」センサーに対応。ソフトウエア開発なしで、つないだ複数のセンサーのデータをすぐに取得できる。ＰｏＣの途中でもセンシング機能を手軽に変更・追加が可能、汎用コネクタ搭載。

　各種センサーに対応したベースボード、ＬｏＲａＷＡＮ　Ｗｉ−Ｆｉに対応した機能モジュールの２ユニット構成する。汎用コネクタのため、機能モジュールを顧客の開発環境へ接続できる。バッテリ駆動、外部電源の両方に対応している。バッテリ駆動では約１年連続使用できるなど。

　ＬｏＲａＷＡＮ対応品は、村田製作所のＣＭＷＸ１ＺＺＡＢＺ−０７８を採用（Ｓｅｍｔｅｃｈ社／ＳＸ１２７６、ＳＴマイクロエレクトロニクス社／ＳＴＭ３２Ｌ０シリーズ）している。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
| 電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る | 次データへ |