190528_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月28日 |
190528_02 |
ローム |
半導体集積回路 |
専用IC |
自動車機器用 |
自己診断機能を内蔵した車載用の電源監視IC
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ロームの電源監視IC 「BD39040MUF-C」
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ロームは、業界初の自己診断機能(BIST=built―in self test)内蔵の電源監視ICを開発した。既存の車載電源システムに外付けするだけでADAS(先進運転支援システム)や、自動運転用のセンサー、カメラ、電動パワーステアリングなどの車載電子システムで求められている機能安全の国際規格ISO26262の安全性要求レベルASIL(エーシル)B以上に対応できる。既に2月からサンプル出荷を始め、8月に当面月産10万個で量産を開始する。
新開発の電源監視ICは、0.35μmBiCDMOSプロセスを採用した「BD39040MUF―C」。独自の回路技術を用い、電源監視ICに業界で初めて自己診断機能(BIST)を内蔵することで、仮に潜在的故障がある場合、事前に潜在的故障を通知できる。
また、基準電圧回路、発振器回路を2回路ずつ設け、マイコンの基準電圧、発振周波数に異常がないかを監視。監視する基準電圧回路、発振回路自体に異常がないかの二重の監視機能を備え、リファレンス回路の故障検出にも対応した。
入力VDD監視機能1ch(リセット機能)、4chの減電圧・過電圧検知回路を内蔵。各監視入力モニター出力端子により5chの監視が可能。5ch以上監視する場合は電源監視ICを複数使用する。
ADAS用センサーモジュールなどに搭載される電源システムに既存の電源シーケンス(投入順番)を変更せず、新開発の電源監視ICを外付けするだけで機能安全に必要な監視機能を付与できる。
Windowタイプのウオッチドッグタイマー(WDT)を内蔵し、周波数が範囲内に入っているか監視でき、高精度の故障検出感度を実現した。ECU向けの周波数監視の監視周波数は、外付け抵抗によって変更が可能。監視の有効タイミングON/OFFは自由に設定することができる。
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