190528_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月28日 |
190528_01 |
日本電波工業 |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
通信インフラ用 |
95度の高温動作対応と周波数のマイクロジャンプを大きく軽減した高精度恒温度槽付き水晶振動子
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5G基地局向け95度高温対応の 小型9×7mmサイズOCXO |
日本電波工業は、第5世代移動体通信(5G)用の基地局用途向けとして、9×7mmサイズと超小型の+95度高温度動作対応、高精度恒温槽付き水晶発振器(OCXO)を開発した。7月にサンプル出荷、12月から量産を開始する。
画像や動画などの大容量コンテンツ利用により、無線基地局ネットワークの高速化と大容量化が求められている。超高速・大容量のサービスを実現するための5Gモバイルネットワークでは、マクロ基地局を補完するスモールセル(小型基地局)を多数設置する必要がある。
この小型基地局は、建物の内部や屋外の電柱などの狭いスペースに設置され、内部部品は高密度実装化により温度が上昇し、外部環境変化の影響を受けることが想定される。そのため、優れた位相雑音特性と同時に、温度変化に影響されにくい良好な温度スロープ特性を持つ小型・高温対応の高安定水晶発振器が求められている。
これらのニーズに応えるため、同社が長年培ってきたOCXOの高安定化、低雑音、耐環境性能を向上させる技術を結集し、専用ASICを開発することで+95度高温動作対応と周波数のマイクロジャンプを大きく軽減した温度スロープ特性±0.5ppb/度を実現した。
今後、同技術を集約したICをほかの製品にも展開し、さらなる超小型のOCXO製品などのラインアップを充実させていく予定。
公称周波数範囲は10M―40MHz。標準公称周波数は20MHz、30.72MHz。電源電圧は3.3V。
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