181123_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月23日 |
181123_01 |
京セラ |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
独自のロック構造で優れた防水性を備えた銅/アルミ電源対応電線分岐コネクタ
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防水電線分岐コネクタによる 防水デモの様子 |
京セラは、独自のロック構造の採用により防水に対応した、車載用の銅/アルミ電線対応電線分岐コネクタ「9715シリーズ」の提案に力を入れている。車室外のアフターパーツの接続に最適な製品として、広く訴求していく。
9715シリーズは、車室外のアフターパーツの接続における課題を解決する製品として新たに開発された製品。
車室外のアフターパーツの取り付けで一般的に採用されている方法には、車体側電線から割り込みハーネスを使用してアフターパーツを取り付ける方法や車室内の車体側電線から電線分岐コネクタで接続する方法がある。
車体側電線から割り込みハーネスを使用してアフターパーツを取り付ける方法は車室外の防水信頼性を満たし、広く採用されているが、一方で割り込みハーネスのサイズが大きいことや、専用工具での圧着作業が必要で取り付けるための時間やコストがかかること、取り付け可能箇所が制限されるなどの弱点があった。
車室内の車体側電線から電線分岐コネクタで接続する方法は、電線を車室内から車室外まで延ばす必要があり、電線の使用量が大きくなる。加えて、取り付け可能箇所も制限されていた。
これに対し、三つ目の接続方法として、車室外の車体側電線から電線分岐コネクタによりアフターパーツを接続する方法がある。この方法は、取り付け自由度に優れ、汎用的な工具での取り付け作業が可能なため、コストメリットがあるが、車載基準の防水シール性が課題となっていたため、アフターパーツ接続ではあまり採用が広がっていなかった。
同社ではこうしたニーズに対応し、車室外の車体側電線からアフターパーツに接続するための電線分岐コネクタの新製品として、高い防水性と信頼性を備えた9715シリーズを開発、今月からサンプル出荷を開始した。
9715シリーズは、独自のハウジングロック構造とシール材の組み合わせで、自動車部品ワイヤハーネスコネクタの試験方法「JASO D616」の高圧洗浄や高温放置試験などの条件をクリアし、高い防水性と信頼性を実現した。
同コネクタは、現在自動車ハーネスで多く利用されている銅電線に加え、銅電線に比べて約60%の重量であるアルミ電線にも対応するため、車両の軽量化に貢献する。電線の被覆剥き作業などの前処理が不要で、電線を取り付けてヒンジ部を折り曲げ、汎用工具で抑えるだけで簡単に組み立てることができ、ユーザーの作業効率向上に貢献する。
同社は、先頃開催された「CEATEC JAPAN2018」(千葉・幕張メッセ)の同社グループブースで、9715シリーズの防水シール性試験デモを実施し、優れた防水性能をアピールした。
ブースでは、水槽を用意し、9715シリーズと従来の非防水タイプの電線分岐コネクタとの防水シール性の比較デモを実施し、9715シリーズの優れた防水性を紹介した。
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