181106_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月06日 |
181106_01 |
北陸電工 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
一般民生用 |
IoT機器向け、回転型エレクトレット発電モジュール
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北陸電気工業の回転型 エレクトレット発電機 |
北陸電気工業は、円盤型の小型発電機である回転型エレクトレット発電モジュールの開発を展開している。IoT向けセンサー、無線などへの給電(農業、工場、その他インフラ)など、IoT機器などへの給電向け用途に提案。19年度に発売する予定。
この発電機は、エレクトレットによる静電誘導発電の原理を用いたもの。円盤の回転エネルギーを電気エネルギーに変換するために、半永久的に電荷を内在させた絶縁体であるエレクトレットを使用し、軽い動きにおいても内蔵する円盤が回転して発電する。
固定子と回転子における電極の移動による重なり面積の変化で静電誘導発電する原理を応用。人体の運動や腕の軽い動きに合わせて内蔵する円盤が回転して発電する仕組み。
低周波数帯で有利なエレクトレット発電をさらに回転式としたため、1―数Hzの低周波数(ゆっくりした動き)から発電が可能。
同社は、IoT関連機器などを今後の成長戦略の主要な用途として位置付け。MEMS技術を使ったセンサーをはじめ、高密度実装化技術によるモジュール、極小チップ抵抗器など適応する新製品開発を加速。そのために産学による共同開発などに取り組んでおり、この小型発電機の開発もその一環。
【 バックアップ発電 】
ウエアラブル機器などを含めた電池駆動のIoT機器における課題は、電池の長寿命化。現在取り組んでいる回転型エレクトレット発電モジュールは、電池のバックアップ発電として利用することで電池寿命を長くできる。今後、IoTに関する電池駆動機器の開発が加速することを踏まえて、広く提案していく考え。
その一環として、先に開催されたCEATEC JAPAN2018でも、回転型エレクトレット発電モジュールの特徴を生かし、無給電でデータ送信ができる自己完結型流量センシングシステムのデモ機を展示し、注目された。
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