181106_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月06日 |
181106_02 |
韓国SKハイニックス |
半導体集積回路 |
メモリー |
パソコン・OA機器・LAN用 |
CTFベース96層512ギガビットの4DNAND
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96層512ギガビットの「4D NAND」 |
韓国のSKハイニックスが4日、NAND型フラッシュメモリーの新製品として、CTF(チャージトラップフラッシュ)技術をベースとした96層512ギガビットのTLC(3ビット/セル)4D NANDを発表した。これにより、業界最高のコスト競争力と性能を提供するとしている。
新製品は、メモリーセル技術「CTF」に「PUC(ペリフェラル・アンダーセル)」技術を組み合わせた。PUCはメモリーセルの下に周辺回路(ペリフェラル)を配する構造。3D NAND開発で競合する米インテル―マイクロンは既に3D浮遊ゲート技術とPUCとの組み合わせを発表しているが、CTFとの組み合わせはこれが業界初となる。SKは従来の3D NANDと区別するために、「4D NANDと命名した」と説明している。
4D NANDは、同社の最先端品である72層512ギガビット3D NANDに比べ、チップサイズが30%以上縮小、ウエハー1枚当たりの生産性は49%向上した。また、書き込みは30%、読み込み性能は25%それぞれ向上し、データ転送速度は業界最高水準の64キロバイトを達成。
マルチゲート・インシュレータアーキテクチャの採用により、データI/Oは動作電圧1.2Vで1200メガビット/秒に達している。
SKは96層512ギガビット4D NANDをベースとして、年内に自社コントローラとファームウエアを内蔵した1テラバイトのクライアントSSDを、19年下期にはエンタープライズSSDを発表する予定。
また、需要が伸びている高密度モバイル市場への対応として19年上期にUFS3.0製品をリリース。積極的に製品の拡充を図り、現在5位に甘んじるNAND市場への攻勢を強める。
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