銅メッシュセンサーにフォースフィードバック機能を付加した静電容量方式タッチパネル

SMKのFFB付き 銅メッシュ静電タッチパネル [引用:SMK株式会社]

　ＳＭＫは１０日、中型・大型サイズ向けに、銅メッシュセンサーにフォースフィードバック（ＦＦＢ）機能を付加した静電容量方式タッチパネル「ＣａｐＢｅａｔ　Ｔｏｕｃｈ―ＭＭ」を開発したと発表した。

　薄くて軽く大型対応の「Ｗｉｎｇ　Ｔｏｕｃｈ―ＭＭ」（フィルム銅メッシュタッチパネル）に、新たに振動素子を配置することにより、１５インチサイズの静電タッチパネルでも、入力時のクリック感やスライダ入力時の徐々に変化する感触など、多彩な振動表現によるフィードバックが可能になった。

　低抵抗な銅メッシュセンサーの採用により、入力感度・反応速度が向上し、大型画面でありながら、スマホのような軽快な操作感を実現。セットのさらなる付加価値向上に貢献する。

　用途は、医療機器、工作機械など。販売開始は１２月。生産能力は月産５千個。

　主な仕様は、読み取りは静電容量方式。入力方式は指入力。インターフェイスはＵＳＢ、ＵＡＲＴ、２ＩＣ。電源電圧は５Ｖ（Ｔｙｐ）。使用温度範囲−３０―＋８５度。保存温度範囲−４０―＋９５度。

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