181011_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月11日 |
181011_01 |
太陽誘電 |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
メタル系パワーインダクタとして世界最小を実現した1005サイズ「MCEE1005」
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太陽誘電の世界初、 1005サイズメタル系パワーインダクタ [引用:太陽誘電株式会社] |
太陽誘電は、金属系磁性材料を使用したメタル積層チップパワーインダクタ「MCOIL MCシリーズ」に、メタル系パワーインダクタとして世界最小を実現した1005サイズ「MCEE1005」を商品化した。子会社の和歌山太陽誘電(和歌山県印南町)において、月産1千万個体制で量産を開始した。サンプル価格は50円/個。
新製品は、ウエアラブル端末やスマホをはじめ、IoT関連機器の電源回路向けパワーチョークコイル用途に使用するもの。同社の持つ材料技術や積層技術を高度化することで、同社従来品「MCFK1608」(1608サイズ)から体積比で6割以上削減し、高密度実装化を進展して小型モバイル機器の小型、薄型化に貢献する。
スマートウオッチやリストバンド型のウエアラブル端末、センサーネットワークなどのIoT関連機器では、小型・薄型はもとより、機器の稼働時間延長などのため、高効率な電源回路が求められる。
また、スマホは薄型化が進む一方で、高性能化に伴うプロセッサの高速駆動化と同時にマルチコア化による高効率化が進んでいる。高速駆動化するプロセッサでは低電圧大電流化が進み、同時に負荷に応じて使用するコアを変更するため、コアごとに電源回路を搭載している。
こうした電源回路では、大電流に対応できる小型・薄型なパワーインダクタが求められる。そこで同社は、高い直流重畳特性を持つ金属系磁性材料を使用し、小型・薄型化に優位なメタル積層チップパワーインダクタMCOIL MCシリーズを商品化してきた。今回の新製品は、世界初の1005サイズを実現したことで、1608サイズ以下の小型化が求められる用途での採用が期待される。
インダクタンスは0.1μ―1μH。インダクタンス許容差は±20%。直流抵抗は50m―300mΩ。
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