180905_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月5日 |
180905_02 |
TDK |
受動部品 |
フィルタ |
一般民生用 |
音質劣化を抑え、ノイズを抑制できる1005サイズノイズフィルタ
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TDKのノイズフィルタ 「MAF1005GAD-Dシリーズ」 [引用:TDK株式会社] |
TDKは、1005サイズのノイズフィルタ「MAF1005GAD−Dシリーズ」を開発、当初月産1千万個で量産を開始した。サンプル価格は30円/個。スマホなどのオーディオライン用ノイズ対策部品として最適。
スマホのスピーカやヘッドホンなどのオーディオラインからは、無対策のままでは配線から電磁性ノイズが放射される。このノイズは内蔵アンテナに干渉して受信感度を低下させてしまうことから、一般的にノイズ対策としてチップビーズが挿入される。しかしながら、チップビーズ通過後の音声信号には歪みが生じ、高音質な音声の再生を妨げており、セルラー帯域でのノイズ対策が難しくなっている。
新製品は、独自に開発した低歪フェライト材料を使用し、内部構造の最適化を図ることで、ノイズ対策部品の挿入弊害であった音質劣化を抑制すると同時に、高減衰特性により無線通信で使われる600MHz以上の周波数においてノイズ対策を実現した。
また、低抵抗かつ、定格電流が最大1.25Aであるため、スピーカラインでの使用もできる。
しかも従来の1608サイズに比べて、体積比80%削減で高密度実装化に寄与する。
従来品のセルラー周波数帯(600M―2.7GHz)対策用「MAF−GAシリーズ」、D級アンプノイズ対策用「MAF−FAシリーズ」、FM周波数帯(66M―108MHz)対策用の「MAF−FSシリーズ」に今回の新製品を加え、今後も引き続き対応周波数帯の拡大、小型化を進めていく。
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