180905_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月5日 |
180905_01 |
三菱電機 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
通信インフラ用 |
25Gbpsの高速伝送を実現した5G基地局向け光通信デバイス
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5G基地向け 「25Gbps EML CAN」 [引用:三菱電機株式会社] |
三菱電機は4日、第5世代(5G)移動体通信システム基地局向けの光通信用デバイス「25Gbps EML CAN」を発表した。11月1日からの発売を予定しており、20年をメドに商用サービス開始が計画されている5Gの普及拡大に貢献する。
新製品は、5G移動体通信システムの基地局ネットワークにおける光ファイバ通信に使用される。基地局内で電気信号を光信号に変換し、光ファイバを通じてデータをやりとりする。
業界標準のTO―CANパッケージの製品として業界で初めて伝送速度25Gbpsの高速化を実現。従来品と外形寸法の互換性を確保したことにより、1芯双方向光モジュールや光トランシーバなどへの組み立てが容易となる。従来品からの置き換えも簡単に行うことができ、顧客の生産性向上に貢献する。
また、製品内部に実装されたペルチェ素子を刷新し、従来品と比べて消費電力を約40%低減した。高速大容量化とともに課題となっている基地局の低消費電力化に貢献する。
高周波・光デバイスを担当する半導体・デバイス第二事業部の吉田一臣事業部長は「新製品を通じて移動体通信の高速大容量化を支え、5Gの普及拡大に貢献したい。今後5G関連でビジネスを拡大し、高周波・光デバイス事業として17年度売上げ340億円を20年度には500億円まで引き上げたい」と話す。
生産は前工程を高周波光デバイス製作所(兵庫県伊丹市)で行い、後工程はグループ会社のメルコアドバンスドデバイス(長崎県諫早市)で行う。
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