180830_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月30日 |
180830_01 |
DIC |
電子材料 |
電子材料 |
一般産業用 |
工業用・歯科分野など向け、3Dプリンター用光造形用材料
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3D造形物画像 |
DICは3Dプリンタ向けの成形材料として光造形用コンパウンドの研究開発を本格的に開始した。同社は独自のポリマー設計技術とコンパウンド技術を結集し、工業分野での製品製造や歯科分野での機器製造など、強靭(きょうじん)性と造形精度に優れた材料のラインアップを進める。
3Dプリンタは、航空宇宙産業や自動車、メディカルなど多様な分野で用途展開が進んでおり、欧米を中心にグローバル市場は年率20%を超える勢いで成長している。
なかでも、光照射により成形材料を積層して造形する光造形方式は、射出成型では不可能な複雑形状の樹脂(プラスチック)造形が可能で、高速造形できる3Dプリンタ機器の登場により、工業用部品の製造手段として注目されている。
同社は長年にわたって安定基盤事業である、印刷インキやポリマーにより培った独自の分散・高分子設計の基盤技術を多数所有する。
また、同社が過去から蓄積した複合材料に関する設計・配合技術を組み合わせることで、3Dプリンタ分野において近年、急成長を続けている液槽光重合方式(DLPタイプ、SLAタイプ)に向けた材料開発を進めている。
同研究開発は日本のほかに、多種多様な3Dプリンタ関連企業が存在する韓国で、18年から本格稼働を開始した「ファインケミカル技術センター 韓国」にも研究部署を併設し、両国間で連携して進めている。
同社グループでは、今後も次世代事業の創出を目指し、グローバルな社会要請にマッチした最適ビジネスモデルの構築を目指す。
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