電波プロダクトニュース



180725_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月25日 180725_01 東芝メモリ 半導体集積回路 メモリー 汎用コンピュータ用

96層プロセス採用の3次元フラッシュメモリーを搭載したSSD


東芝メモリの96層プロセス採用
3次元フラッシュメモリーを搭載の
SSD「XG6シリーズ」

[引用:東芝メモリ株式会社]

 東芝メモリは、業界で初めて96層積層プロセスを用いた3次元フラッシュメモリーを搭載したSSDを開発し、一部のOEM顧客向けに出荷を開始した。18年第4四半期(10―12月)以降、順次出荷を拡大していく予定。

 新製品「XG6シリーズ」は、PCI Express(PCIe)Gen3×4レーンとNVM Express(NVMe)1.3aに対応したクライアント向けSSD。同社の第4世代3次元フラッシュメモリー「BiCS FLASH」の技術とSLCキャッシュの特性の組み合わせにより、前世代製品「XG5シリーズ」から性能を改善、シーケンシャルライト性能は業界トップクラスの最大2960MB/sを実現した。

 また、シーケンシャルリードでは最大3180MB/s、ランダム性能はリードで最大35万5千IOPS、ライトで最大36万5千IOPSの転送速度を実現する。さらに高速化とともに、アクティブ消費電力は最大4.7W、最も低電力モード時の待機電力は3mWを実現し、低消費電力を必要とするモバイルPCなどに適している。

 XG6シリーズは、M.2 2280―S2の片面実装タイプのフォームファクタで、256/512/1024Gバイトの3種類の記憶容量モデルをラインアップ。

 さらに、自己暗号化機能付きモデルも用意し、パフォーマンスを重視するウルトラモバイルPCからデータセンター・エンタープライズ環境のブート用途まで、幅広い分野に対応する。


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