180531_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月31日 |
180531_01 |
パナソニックAIS社 |
電子材料 |
電子材料 |
一般産業用 |
業界最高の超低伝送損失、半導体パッケージやモジュール用基板材料
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パナソニックAIS社の半導体パッケージ/ モジュール用超低伝送損失基板材料と採用イメージ [引用:パナソニック株式会社] |
パナソニックAIS社は半導体パッケージ用やモジュール用の基板に適した超低伝送損失基板材料を開発し、6月から量産を開始する。
独自の樹脂設計技術により、半導体パッケージ用/モジュール用基板材料として業界最高の−18.7dBm(20GHz)の低伝送損失を実現した。高速・大容量データ通信への対応が要求されている通信基地局や各種端末用の半導体パッケージ用/モジュール用に供給する。
今回の超低伝送損失基板材料は、ラミネートR―G545L/R―G545E、プリプレグR―G540L/R―G540E。
独自の樹脂設計技術により、これまでトレードオフ関係にあった熱膨張係数(CTE)と誘電正接、誘電率をともに低減することができた。同社従来品の超低伝送損失・高耐熱多層基板材料MEGTRON6で−20.6dBm(20GHz)だった伝送損失を−18.7dBm(同)に低減。また、MEGTRON6で0.0033だった130度、湿度85%、800時間処理による誘電正接の変化量を0.0024に抑えた。
さらに、同社従来品の低熱膨張半導体パッケージ基板材料MEGTRON GXで410マイクロメートルだった基板製造時の歩留まり向上に貢献する反り量も310マイクロメートルに収めた。
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