180525_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月25日 |
180525_01 |
日本メクトロン |
接続部品 |
プリント配線基板 |
一般民生用 |
幅広い用途に適用可能な長尺フレキシブル配線板
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日本メクトロンの曲げ感知FPC [引用:日本メクトロン株式会社] |
日本メクトロンは、フレキシブル配線板(FPC)の新しい用途を開拓するために新技術を相次いで開発している。きょう(25日)まで、パシフィコ横浜で開催されている「人とくるまのテクノロジー展 2018」では、放熱FPC、長尺FPC、伸縮FPC、曲げ感知FPCなどの最新技術を一堂に公開した。
放熱FPCは、LEDランプ、直管LED灯、LEDイルミネーションといった照明器具、液晶テレビのLEDバックライト、モジュール実装回路基板、凹凸形状に合わせたFPCを組み込む技術を用いた自動車用ランプ、各種熱源部品搭載基板(熱電発電モジュール、小型プロジェクタ等)など幅広い用途に用いることができる。
同社では、アルミ付きFPCをはじめ高放熱片面FPC、両面放熱FPC、メタルベースFPCなど、あらゆる用途に応用可能な放熱FPCバリエーションを有する。
長尺FPCは、自由な形状が可能で軽量化、省スペース化に貢献。誤配線レスによる組み込み性、作業効率の向上が可能。パターンルールとしてはL/S=100マイクロメートル/100マイクロメートル対応が可能。
採用例としては、ゴルフスイング計測システム用クラブのシャフト部に取り付ける歪センサーの配線基板として、長尺FPCが採用されている。また、ソーラー電力セイル探査機では、展開式セイル上の各箇所で発電した電力を探査機本体に伝送する配線基板として採用を検討中。
伸縮FPCは、全方向に伸縮が可能で50%伸長まで使用できる。コネクタ接続に対応。生体センサーなどとして適する。
曲げ感知FPCは、薄く、軽く、自由な形状が可能で変形に対し高感度で、しかも無給電で曲げを感知できるのが特徴。各種ウエアラブル機器、ロボット、ヘルスケア、アミューズメントなどでの利用が期待できる。
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