180316_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月16日 |
180316_01 |
SMK |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
一般民生用 |
URATインターフェースで制御可能なSub-GHzRFモジュール「WF924シリーズ」
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SMKのSub-GHz RFモジュール 「WF924シリーズ」 [引用:SMK株式会社] |
SMKはIoT機器向けの無線通信モジュールの品ぞろえを拡充する。同社は15日、UARTインターフェイスで制御可能なSub―GHz RFモジュール「WF924シリーズ」を開発し、受注活動を開始したと発表した。汎用性の高いUARTインターフェイスによる制御に対応したことにより、主に温度センサー向けだった同社従来シリーズ「WF921」と比較して用途を拡大させた。
近年、エネルギー監視やセキュリティ、モノの管理など、様々な分野でセンサーネットワークを構築する動きが活発化している。
同製品で採用した920MHz帯無線方式は、通信距離の長さを特徴としており、センサーネットワークを構築する有力な無線方式として注目されている。
WF924シリーズは、UARTインターフェイスで制御可能な同社オリジナルのファームウエアを搭載しており、エンドデバイスモードとアクセスポイントモードの切り替えが可能。スター型1対N通信、および長距離通信が可能という特徴も備えている。電池駆動を想定した低消費電力設計を施している。
内蔵アンテナタイプと外付けアンテナタイプを用意。外付けアンテナタイプは30種以上のアンテナと組み合わせて使用可能。日本電波法に基づく工事設計認証を取得済みのため、機器の開発期間短縮に貢献する。
用途は、産業機器、事務機器、各種センサーネットワーク制御など。今月から受注活動を開始し、量産開始時期は18年10月を予定。
主な仕様は、周波数は920・8―921・6MHz(200キロHzステップ/5ch)。準拠規格はARIB STD―T108、IEEE802・15・4。外形寸法35×20×高さ2ミリメートル(コネクタ部含まず)。送信出力13 デシベル 以下。伝送速度625bps。変調方式FSK(DSSSプラスFEC)。電源電圧DC2・2―3・6V。消費電流(VDD=3・3V)は、送信時32mA(typ)、受信時8mA。スタンバイ電流1μA以下。ベイロード長64bytes以下。アンテナタイプは、内蔵(プリントアンテナ)/外付け。動作温度範囲20―70度。
▽UART コンピュータと周辺機器などの通信を制御するための集積回路の一つ。シリアル通信用のインターフェイスとして用いられることが多い。
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