180308_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月8日 |
180308_01 |
セイコーエプソン |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
自動車機器用 |
温度補償水晶発振器を内蔵したリアルタイムクロックモジュール「RA8804CE」「RX8804CE」
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セイコーエプソンの DTCXOを内蔵した リアルタイムクロックモジュール [引用:セイコーエプソン株式会社] |
セイコーエプソンは、温度補償水晶発振器(DTCXO)を内蔵したリアルタイムクロックモジュール「RA8804CE」「RX8804CE」を開発し、サンプル出荷を開始した。
パッケージサイズは、同社のリアルタイムクロックモジュールで最小の3.2×2.5×1ミリメートル。RA8804CEはAEC―Q100に準拠した車載向け。RX8804CEは産業用途向け。電子機器の高精度な計時の実現と小型化・低消費電流化に応える。
技術力の源泉である「省・小・精の技術」をベースに、独自の強みである小型で高精度な音叉型水晶振動子を製造できるQMEMS技術、その振動子を低電力で駆動させる新設計のIC回路設計技術によって、消費電流の削減と動作温度範囲の拡大を実現した。
同社従来品「RX8900CE」に比べ、消費電流は0.7μAから0.35μAへ50%削減し、動作温度範囲は+85度から105度に拡大。さらにプログラマブルな拡張割り込み機能、タイムスタンプ機能と24ビットタイマーを新たに搭載し、CPUの動作負荷の低減をサポートする。
スマートグリッド機器や課金装置、セキュリティ機器などの産業用途向けとして、時刻情報を基に稼働する多くのシステムやアプリケーションでは、高精度な時刻情報の保持を必要とされている。また、車載機器や屋外設置機器など、周辺温度変化の激しい環境下で使用される市場からも、高精度な時刻情報の保持が求められている。
電子機器の集積化や小型化の加速、ユーザーの環境負荷低減の意識向上も背景に、様々な市場においてデバイスの低消費電流化・幅広い動作温度範囲・高信頼性への要望が高まっている。新製品はこうした要求に対応して開発したもの。
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