180130_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月30日 |
180130_01 |
ジャパンディスプレイ |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般民生用 |
透明な静電容量式ガラス指紋センサー
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静電容量式ガラス指紋センサーの使用イメージ [引用:株式会社ジャパンディスプレイ] |
ジャパンディスプレイ(JDI)は同社の持つ液晶ディスプレイに搭載してきた静電容量型タッチ入力技術を応用し、透明な静電容量式ガラス指紋センサーを開発した。同製品は18年度中の量産出荷を予定している。
同社はLTPS(低温ポリシリコン)液晶ディスプレイの開発で培った経験とノウハウにより、さらなるセキュリティ高度化の時代に向け、センサー分野への参入を果たし、ディスプレイ以外の分野において新たなポジションを獲得していく。
静電容量式ガラス指紋センサーは、スマホやデジタルカメラ向けの液晶ディスプレイで展開しているPixel Eyesでは、液晶ディスプレイ表面に指が触れた時の静電容量の変化を検出するための機能がガラス基板上に形成されている。静電容量の変化が起きているエリアを特定することで、液晶ディスプレイ上のどのエリアに指が触れているかを検知する。この技術をさらに進化させて、指紋の凹凸による静電容量の変化を検出する技術の開発に成功した。
今回の開発により、透明なガラス上に静電容量式指紋センサーを形成することが可能になった。センサーサイズ8×8ミリメートルの製品だけではなく、大型サイズや小型サイズへのラインアップを拡充していく。
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