180103_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月3日 |
180103_02 |
パナソニックAIS |
受動部品 |
コンデンサ |
自動車機器用 |
耐振動性に優れた導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
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側面補助端子構造の拡大図 [引用:パナソニックAIS社] |
パナソニックAIS社は車載ECUの電源回路に適した耐振動に優れた導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサを開発した。1月から量産を開始する。
業界初のφ6.3ミリメートルサイズで、30Gの高耐振動性能を面実装タイプ導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサで実現した。山口工場(山口市)で生産する。12年に新規参入し、車載ECU向けを中心に基地局用などで16年度月産2千万個だった導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの生産能力を、今回の新製品を含めて18年度に同3千万個に引き上げる。
補助端子をコンデンサ側面に配置する独自の補助端子構造を採用し、業界初のφ6.3ミリメートルサイズで振動加速度30G(294m/2Sの耐振動品を開発、製品化した。エンジンルーム内の設置からエンジンへの直接搭載へと変化しているパワートレイン系ECUで求められているECU搭載コンデンサの小型軽量、耐振動性能に応えた。振動性能XYZ方向各2時間。外形寸法φ6.3×6.1ミリメートルとφ6.3×8.0ミリメートルの2サイズを取りそろえた。周波数5−2千Hz、全振幅5ミリメートル。
これまでECUの基板実装工程で非耐振動部品を使用する場合は、ボンディング(接着剤)で部品を固定する振動補強作業が必要だった。
今回のコンデンサを使えば振動補強作業が不要になり、工程の合理化が図れる。
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