インダクタンス100mHで最大125Aの大電流で使用可能なフェライト系インダクタ「CDB78D78C」

　スミダコーポレーションはフェライト系大電流インダクタ「ＣＤＢ７８Ｄ７８Ｃ」を開発、販売、量産を開始した。

　新製品は高性能フェライトコアを使用するとともに最適な磁気回路技術、巻線技術を融合。インダクタンス１００ｍＨで最大１２５Ａの大電流で使用できる大電流対応を実現している点が最大の特徴。フェライトコアを使用することで特性の経時変化や外観の変化　（さびなど）が少ない製品仕様に設計した。

　サイズも１０.８×８×８ミリメートルと小型で、３グラムと軽量化。動作温度範囲は−４０―＋１２５度（コイル自己発熱を含む）。インダクタンス範囲は０.１μ―０.３３μＨ。直流抵抗は０.１８ｍΩ。

　多相Ｖコアレギュレータ、電圧レギュレータモジュール、サーバーやパソコンなどの演算処理装置や画像処理装置、カスタムＩＣ、グラフィックカードや電力装置などのパワーインダクタとして適する。