171122_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月22日 |
171122_01 |
TDK |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
充放電可能なセラミックのSMD技術を用いた固体電池「CeraCharge」
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TDKのセラミックタイプの SMD型固体電池 [引用:株式会社村田製作所] |
TDKは21日、世界で初めて充放電可能なセラミックのSMD技術を用いた固体電池「CeraCharge」を発表した。IoTデバイスなどに向けて12月からサンプル出荷を開始する。量産は18年度第1四半期からオーストリア工場で行う。
新製品は、一般的な電池に用られている電解液を使用せず、誘電体セラミックをセラミック固体電解質として充放電する。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)の工法である積層技術をベースに製造。これによって、従来型の充放電可能なリチウムイオン電池の比較的高いエネルギー密度と最小の体積を実現。セラミックの多層コンポーネントの安全性、および大量生産の利点を融合させている。
サイズは、4.5×3.2×1.1(厚さ)ミリメートルのSMDで電池の配置が簡単になり、リフロー方式のはんだ付けで実装できる。定格電圧1.4Vで容量100μAhを実現。充放電サイクルは、条件により1千回以上可能。また、パルス動作のため、数mAの電流を引き出すことができる。
固体セラミック電解質を使用することで、火災、爆発、液体電解質の漏出のリスクがない。
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