IoT機器の開発工数を大幅に削減。5分でセンサー環境が構築可能なArduino拡張ボード

Arduino対応拡張ボードと 8種類のセンサー評価ボード [引用:ローム株式会社]

　ロームは５分でセンサー環境を構築できるＡｒｄｕｉｎｏ拡張ボードを開発した。チップワンストップ、ザイコストア（コアスタッフ）、アールエスコンポーネンツで１０月からインターネット販売を始めた。

　センサーデバイスの評価、導入が簡単に行え、ＩｏＴ機器の開発工数の大幅削減でセンサー市場の拡大を図る。

　ＡｒｄｕｉｎｏやＬａｚｕｒｉｔｅ、ｍｂｅｄなどのオープンプラットフォームで加速度、気圧、地磁気、照度近接、カラー（色）、磁界（開閉）、脈波、温度の８種類の情報を簡単に測定できる。

　ロームグループで生産している８種類のセンサーをそれぞれ搭載したセンサー評価ボードと、それらのセンサー評価ボードを実装できるオープンプラットフォーム接続用シールドボードからなる。キット販売のほか、センサー評価ボード、シールドボードの個別販売も行っている。

　全世界で広く活用されているＡｒｄｕｉｎｏ　Ｕｎｏなどに接続し、ソフトウエアを組み込むだけで簡単にセンサー環境を構築できる。センサーデバイスを簡単に評価、導入でき、ＩｏＴ機器などの開発工数を大幅に削減することが可能。

　ロームのホームページで、センサーシールドの導入に必要な回路図、マニュアル、サンプルコードのドキュメント、ソフトウエアデータを無料公開中。