171023_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月23日 |
171023_01 |
オムロン |
ユニット |
センサーモジュール |
自動車機器用 |
車両向け30m先にある縁石や段差など高さ10cm程度の障害物を高精度に計測可能な「3Dライダー」
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オムロンの「3Dライダー」 [引用:オムロン株式会社] |
オムロンは車の周囲の状況を高精度に計測できる3D―LIDAR(3Dライダー)を開発した。
30メートル先にある縁石や段差など、高さ10センチメートル程度の障害物を高精度に計測可能。検知距離50メートル。
オムロン オートモーティブエレクトロニクス(OAE、愛知県小牧市)で、一般道や市街地の自動運転向けに20年度の量産開始を目指す。
赤外線レーザーを水平方向にスキャンし、縦方向に分割した多分割受光素子で受光することで視野角水平140度、垂直20度、分解能水平140×垂直32ピクセルを実現した。外形寸法は124×78×73.5ミリメートル。
今回の3Dライダーを車の周囲4カ所に取り付け、計測結果を統合、分析することにより、車両の360度周囲にいる歩行者や四輪車、二輪車、縁石などの物体を認識することができる。
車の前方検知用センサーの主流であるカメラやミリ波レーダーは、天候や検出物体の性質の影響を受けやすく、ポールや縁石など障害物の多い一般道や市街地での自動運転には車の周辺状況を高精度に検知できるライダーセンサーの併用が不可欠といわれている。
OAEでは、長年にわたって車載用レーザーレーダーを量産し、実走行環境で信頼性の高いセンシング技術を培ってきた実績をもとにして、3Dライダーの開発を進めてきた。
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