170920_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月20日 |
170920_02 |
シャープ |
半導体素子 |
光半導体 |
一般民生用 |
ディスプレイ光源に適した緑色半導体レーザー「GH05130B2G」
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シャープ緑色半導体レーザー 「GH05130B2G(φ5.6TO-CAN)」 [引用:シャープ株式会社] |
シャープはディスプレイ光源に適した緑色半導体レーザー2モデルGHO5130B2G/B5Gの量産を11月から月産100万台規模で開始する。これにより、業界で初めて1社で光の3原色(赤色・緑色・青色)およびIR(赤外線)を含めた半導体レーザーの提供が可能となる。
緑色レーザーは、波長515ナノメートル、光出力30mWを実現。標準タイプの直径5.6ミリメートルとコンパクトな直径3.8ミリメートルの2種類の金属パッケージをそろえた。
小型プロジェクタや市場拡大が見込めるヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)向け、さらには将来的に映像表示が可能なAIスピーカの登場を見越し、その光源としてなど顧客の多様な要望に対応していく。
光の強さやレーザー光の形状などの光学特性や、電流値などの電気特性の調整に応じることで、開発期間の短縮や調達業務の負荷軽減に貢献する。
サンプル価格は税込み1万800円。サンプル出荷開始は10月20日を予定している。同社電子デバイス事業本部では「今後IRレーザーを含め4色(RGBプラスIR)のレーザーモジュール化を18年中に取り組みたい。半導体レーザーのリーディングカンパニーとしてレーザー応用商品の市場創出につなげたい」(田中智毅レーザー事業部商品企画部長)と話す。
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