170721_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月21日 |
170721_02 |
ローム |
半導体素子 |
光半導体 |
一般産業用 |
表示パネルの数字部分の多色化用、業界最小クラス2色チップLED「SML-D22MUW」を開発
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業界最小クラス2色チップLED 「SML-D22MUW」 |
ロームは産業機器や民生機器の表示パネルの数字部分の多色化用に、業界最小クラスの1608サイズ2色チップLEDを開発した。従来の2色チップLEDに比べ35%の省スペース化が可能。6月からサンプル出荷を始め、8月に月産300万個体制で量産を開始する。サンプル価格50円(税別)/個。チップワンストップ、ザイコストア(コアスタッフ)、アールエスコンポーネンツのネット商社で購入できる。
新製品の2色チップLEDは単色チップLEDを同じ1.6×0.8ミリメートルパッケージに赤と緑の2色チップLEDを実装した「SML―D22MUW」。産業機器や民生機器で、数字の表示色を変えることで異常時を認知しやすくしたいという要望に業界最小クラスの小型、低背パッケージで2色表示を実現し応えた。
従来の2色チップLEDは単色タイプに比べサイズが大きく、単色タイプと2色タイプの2パッケージを用意する必要があり、開発コストが2倍かかるという課題があった。今回の2色チップLEDはLED素子の小型化、超小型・薄型LEDシリーズ「PICOLED(ピコレッド)」の実装技術、ワイヤボンディング技術を採用し、これらの課題を解決した。
1.2×0.8ミリメートルの発光部に2色のLED光源を実装しているため、色混ざりもよく、赤色、緑色のほか、中間色を表示できる。金めっき処理前にレジストと呼ばれるストッパを設け、濡れ性の良い金パターンを遮断。樹脂内部へのはんだ侵入を防止。ショートによる不具合などをなくし高信頼性を確保した。パッケージに裏面電極を採用。狭間隔での実装を可能にし、非常に高精細なドットマトリクス表示を実現できる。
▽順方向電流=赤色LED5mA/緑色LED同 ▽順方向電圧=同1.9V/同2.0V ▽発光波長=同620ナノメートル/同570ナノメートル ▽光度同16ミリ カンデラ /同10ミリ カンデラ 。
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