電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月21日 170721_03 SMK 接続部品 スイッチ・リレー・ヒューズ 一般民生用

軽荷重で操作性も向上したプッシュスイッチ「HCFシリーズ」のラインアップを拡充


SMKの「HCFシリーズ」

 SMKは20日、プッシュスイッチ「HCF(ハイ・クリック・フィーリング)シリーズ」に民生用途向けの軽荷重対応品2種を新たに追加し、ラインアップを拡充した。操作性を向上し、自由度の高い製品設計に貢献する。

 車載向けのシリーズ従来品は、確実な動作の実現のため、スイッチのキートップを真っ直ぐに押すことを推奨する仕様となっている。一方、民生機器などではセット側の構造に制約がある場合、スイッチのキートップが斜めに押されることもあり、斜め押しでは操作感が変化することが課題となっていた。

 同製品は、同社独自のステム構造により、軽荷重(1.7N/2.4N)で「端押し」や「斜め押し」動作にも対応し、かつ良好なクリックフィーリングを実現している。最大4度の斜め押しでも操作荷重が変化しないため、自由度の高い製品設計に貢献する。

 キートップ付きプッシュスイッチとして業界最小クラスの外形寸法(シリーズ品全てで同一)を実現しており、セットの小型化、薄型化に貢献する。接点部も従来品同様、密封構造により防塵対策がされており、高い接触信頼性を実現する。

 用途は携帯オーディオ機器、DSC、通信装置(テレビ会議システム等)、サニタリ、キーレスエントリシステム、カーナビなど。

 量産開始時期は今年10月を予定。サンプル価格は50円。生産能力は月産100万個。

 主な仕様は、定格電力50mA、DC12V。作動力2.4N、1.7N。作動量0.17ミリメートル0.1ミリメートル。動作寿命20万回。回路は1回路1接点。外形寸法4.8×3.0×高さ1.85ミリメートル。


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