170705_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月5日 |
170705_01 |
サガミエレク |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
一般産業用 |
高音質化を重視するオーディオ分野に最適、省スペース化も実現したインダクタ2種を開発・販売
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サガミエレクのデジタルアンプ用 インダクタ「DBK6568H」 |
サガミエレクはデジタルアンプ用インダクタの製品ラインアップを一段と強化している。ホームオーディオからカーオーディオまで、高音質化を要求する分野での事業拡大を目指している。デジタルアンプ(D級アンプ)のローパスフィルタ(LPF)用インダクタとして新たに高音質を重視するために独自開発した磁性材料を使用した「DBK6568H」、2in1構造による省スペース化を実現した「DRF9010」を相次いで開発、販売を開始した。
同社はインダクタの専門メーカー。民生機器から産業機器、自動車まで幅広く対応。その中でもデジタルアンプ用を得意としており、ここ数年はカーオーディオで受注を伸ばしている。
カーオーディオ向けについては、特に欧州の自動車用の受注が伸びており、インドネシア工場での生産規模が拡大しているという。
既にデジタルアンプ向けLPF用インダクタについては、超小型品から高性能タイプまで製品ラインアップを充実しているが、引き続き多様化するニーズに柔軟に対応できるよう新製品開発を継続していく。
今回、開発した新製品は、高音質を重視するオーディオ分野に適した製品。「DBK6568H」は独自開発した磁性材料と無酸素銅線(OFC)採用などによって高音質を実現。しかも5×6.5×6.8ミリメートルサイズと小型。磁気飽和特性に優れ、温度に依存しない。使用温度範囲は−40―+125度(自己発熱を含む)。
また、絶縁抵抗値が非常に高く、耐衝撃性、耐振動性に優れた端子構造を採用。さらにさびにくく、音鳴きしにくいのも特徴。
「DRF9010」は15.2×9×10.9ミリメートルサイズと小型で、しかも2in1構造による省スペース化を実現。放射ノイズを防ぐ閉磁路構造。現行タイプ(EE)と同性能を維持しながら磁気構造(EIE)を変更することで高音質を実現。低ロス材および無酸素銅線(OFC)採用により、低歪・高音質を実現した。
使用温度範囲は−40―+125度(自己発熱を含む)。
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