NAND型フラッシュメモリーを搭載したCFカードと2.5インチSSDを8月から発売

TDKのＣＦカードＳＳＤ

　ＴＤＫは自社開発のＮＡＮＤ型フラッシュメモリー制御ＩＣ「ＧＢＤｒｉｖｅｒＲＡ９」を搭載したＣＦカード「ＣＦＡ９Ｄシリーズ」および、パラレルＡＴＡ対応の２.５インチＳＳＤ「ＳＤＡ９Ｄシリーズ」を８月から発売する。量産は７月から月産１万個。

　新製品は、５月１０日から東京ビッグサイトで開催される組込みシステム開発技術展に出展する。

　高速、高耐久ＳＬＣのＮＡＮＤ型フラッシュメモリーを搭載し、それぞれ１２８Ｍ―３２ＧＢ 、１Ｇ―６４ＧＢと幅広い容量をラインアップした。

　起動時および定期的に自動でデータ更新するオートリフレッシュ機能を装備。最大３０ ビット ／１２ バイト まで拡張可能なエラー訂正能力と併せ、高いデータ信頼性を有している。

　また、電源バックアップ回路を内蔵しているため、電源遮断時のシステム設計を容易にする。

　さらに全領域スタティック・ウェアレベリング機能により、ＮＡＮＤ型フラッシュメモリーの書き換え効率を高め、長寿命化を実現。しかもＳＭＡＲＴ情報により、正確にドライブ寿命管理ができるため、定期交換などのメンテナンスが簡単。

　データセキュリティ機能も充実。ＡＴＡセキュリティ機能のほか、ＴＤＫオリジナルのセキュリティ機能も装備。