170315_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月15日 |
170315_02 |
FDK |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
450W出力で世界最小となる8分の1ブリックサイズのパワーモジュール「FPED48TO1238」を開発、サンプル出荷を開始
|
|
FPED48T01238NAと FPED48T01238NA-H |
FDKはDC―DCコンバータの製品ラインアップを拡充している。富士通研究所と共同で、新たに450W出力のブリックコンバータでは世界最小となる8分の1ブリックサイズ(58.4×22.8ミリサイズ)のパワーモジュール「FPED48T01238」を開発し、サンプル出荷を開始した。高信頼性を要求する各種通信装置、サーバー、ストレージシステムなどの分野での需要を見込む。
新製品は、長年培ったパワー回路、高密度実装の技術と、富士通研究所が持つ低損失設計を可能とする詳細な回路・部品のモデル化によるシミュレーション技術に加え、電流検出回路における損失を半減する新回路用式を採用することによって、96%(48V入力、12V/20A出力時)の高い変換効率を実現した。
高効率を有し、変換損失による温度上昇を抑えられるため、機器内の排熱などの温度管理にかかるコストの低減に貢献する。
ユーザビリティの面ではPMBusに準拠し、出力電圧設定、過電流保護、過熱保護、リモートON/OFFのフルデジタル制御・モニタリングを可能にし、電源系システムの設計自由度を大きく高めた。
産業機器の高性能化と機器本体の小型化に伴い、大きな電力をより小型なサイズで出力できるパワーモジュールが求められている。また、産業機器本体の消費電力低減のため、高効率化も要求されている。新製品は4分の1ブリックサイズの400W出力クラスの性能を、約半分の面積の8分の1ブリックサイズで実現している。
出力電圧は6―13.2Vで設定可能。入力電圧は36―75V。
なお、この製品は4月19日から幕張メッセで開催される「TECHNO−FRONTIER」で紹介する。
|