170220_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月20日 |
170220_01 |
ローム |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般民生用 |
業界最多の14項目の自己故障診断の安全機能を搭載した16ビット汎用マイコン「ML62Q1000シリーズ」のサンプル販売を開始
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ロームの16ビット汎用マイコン 「ML62Q1000シリーズ」 |
ロームは業界最多の14項目の自己故障診断の安全機能を搭載した16 ビット 汎用マイコンのサンプル販売を開始した。
白モノ家電、小型家電、産業機器などの中核部品のマイコンで求められている高い安全性の要望に応えた。
同社従来16ビット汎用マイコンと比べても約3倍の安全機能を持ち、マイコンの不測の事態を検知し、機器を安全に終了、またはリセットして初期状態に戻せる。
パッケージ16ピンWQFN/SSOP―100ピンQFP/TQFP、ROM容量16―256キロ バイト まで完全互換で96機種を取りそろえた。そのうち30機種(スタンダードタイプ)を1月から4月にかけてサンプル販売する。66機種(スタンダードタイプ、LCDドライバー内蔵セグメントタイプ)は今冬からサンプル販売予定。
サンプル価格500円/個(税別)。家電・小型家電、パーソナルケア、住宅設備、警報・防犯機器、小型産業機器、民生機器、IoTデバイスなどに販売する。
開発、生産はラピスセミコンダクタ。0.15マイクロメートルCMOSプロセスを採用。7月に月産能力30万個で量産を開始する。前工程はラピスセミコンダクタ宮城(宮城県大衡村)、後工程はローム インテグレーテッド システムズ(タイランド)で行う。
ロームグループのラピスセミコンダクタのオリジナル16 ビット CPUコアを採用。低消費電力、高ノイズ耐性、105度の高温動作とともに自己診断、エラー検出、メモリー保護など業界最多の14項目の安全機能を備えた。UART/SSIO/2ICテスト、GPIOテストなど自己診断機能9項目、業界初のフラッシュメモリーCRC演算対応などエラー検出機能3項目、RAMガード、SFRガードのメモリー保護機能2項目の安全規格に対応した。
IEC60730―1ソフトウエアクラスBをサポート。IEC60730―1Annex H・11・12TableH・11・12・7(07年版)コンポーネントのハードウエア故障/エラー検出手段もサポート。業界トップの安全機能対応に仕上げた。
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