170220_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月20日 |
170220_02 |
IDEC |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
一般産業用 |
高画質CMOSセンサー内蔵、業界最小の固定式2Dコードスキャナ「WB2F」を開発、販売開始
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IDECの固定式 2次元コードスキャナ |
IDECはSXGAサイズ1.2メガピクセルの高画質CMOSイメージセンサーを内蔵し、業界最小の外形寸法41×24×32ミリメートルを実現した固定式2次元(2D)コードスキャナ「WB2F」を開発し、21日から発売する。価格25万円(税別)/個。
16年に発売した1次元(1D)コード読み取り用の固定式スキャナ「WB1F」に続く自動認識機器の自社開発製品の第2弾。生産履歴管理などのトレーサビリティから2Dコードの採用が進むECUなどの自動車用電子機器や電子部品、プリント基板、ウエハリングラベルの2Dコード読み取り用、大型分析装置の試薬ボトルや試薬ボトルとラックの2Dコード読み取り用などに拡販する。3年間で1万個の販売を見込む。WB1Fと同じ筑波事業所(茨城県龍ケ崎市)で生産する。
WB2Fは、最大150ミリメートル離しても1セルサイズ0.127ミリメートルの2次元コードを最大110ミリメートルの広いエリアで読み取ることができる。ワークと2Dコードスキャナとの距離である読み取り深度が50―150ミリメートルと長く、金属や樹脂部品に直接レーザー印字した2次元コードを安定して読み取るための外部照明の設置位置の自由度を高めた。印字面の高さが違うコードの読み取りも可能。
SXGAサイズの1.2メガピクセルCMOSイメージセンサー内蔵で外形寸法41×24×32ミリメートルとWVGAサイズ0.36メガピクセルCMOSイメージセンサー内蔵の1次元コードスキャナとほぼ同サイズに小型化した。1.3メガピクセルサイズCMOSイメージセンサー内蔵従来品に比べ体積で約80%減らした。
また、読み取りコードが読み取りエリアのどの位置にあるかを本体の四つのLED表示パターンで判別できるコード位置表示機能のほか、読み取りコード四隅の座標が読み取りエリアのどの位置にあるかを出力するコード位置測定機能、読み取りコード位置が決まっている場合、読み取りエリアを絞り不要なデータを削除する読み取りエリア設定機能を備えた。
通信インターフェイスもRS―232のシリアル通信、USB2.0Full―speed12メガbps装備。別売オプションの通信ユニットWB9Z(電源24V DC入力)を使えばEthernet通信(PoE対応)、RS―232通信、RS―422通信が可能。
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