電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月26日 170126_01 日本圧着端子製造 接続部品 コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット 一般産業用

新開発の製造方式を採用し大幅なコストダウンを実現した裸圧着端子の丸型端子「NBシリーズ」


裸圧着端子の丸形端子
NBシリーズと専用箱

 日本圧着端子製造(吉村正雄社長)は独自の新製造方式により大幅なコストダウンを実現した圧着端子を開発し、2月1日から圧着端子を製造する日圧スーパーテクノロジーズ西倉吉工場(鳥取県倉吉市)の工場直販サイトでネット販売する(https://plant.jst-mfg.com/n/)。コストダウン要望の強いビルや大型施設の配電盤や分電盤に使用される電線の終端加工用から供給する。市場の反応をみて順次、ラインアップしていく。

 開発した圧着端子は裸圧着端子の丸形端子。ユーザーのコストダウン要望に応え、社長直轄のプロジェクトとして3年前に開発に着手。1957年の創業以来の圧着端子の製造方式を思い切って見直し、銅板、銅条をプレス(抜き、曲げ)、ロウ付け、スズめっきする従来製造方式の一部を革新的に変えた新製造方式を開発。新製造方式でも従来製造方式品と同等の品質、性能を確保。しかも低価格化を可能にした。

 新開発の製造方式を非開示にしているため、製造監査が必要なJIS申請をせず、あえて非JIS品にした。

 新製造方式で生産する圧着端子は「NBシリーズ」と名付け、製品箱もこれまでの朱色から緑色にして従来製造方式の圧着端子と区別。コストダウン要望の強い配電盤や分電盤の電線終端加工用に使われる電線断面積5.5/8/14/22/150平方ミリメートルの5サイズ、穴径4.3/5.3/6.4/8.4/10.5/13.0/17.0ミリメートルの7サイズの12品種を2月1日に発売する。品種は市場の反応をみながら順次、拡大する予定。

 生産工場は、国内に5社ある日圧グループ製造会社で唯一、圧着端子を国内生産している日圧スーパーテクノロジーズ西倉吉工場。発売に向けて既に量産体制を整えた。西倉吉工場はインドネシア工場(ジャカルタ)マレーシア工場(ジョホールバル)で生産している圧着端子を含めた日圧グループの圧着端子グローバル生産の約30%を生産している。

 販売形態は同社初の生産工場(日圧スーパーテクノロジーズ西倉吉工場)が今回の圧着端子専用に運営、開設する工場直販サイトからのネット販売。箱売りとケース売りの2通りを用意し、1箱から注文を受ける。当日受注分は翌日発送。送料は1注文(1発送)につき一律700円。


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