170103_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月3日 |
170103_01 |
FDK |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
各種センサーを搭載した、移動・停止の他、周囲環境の情報も収集できるデジタルロガー
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FDKのデジタルロガー |
FDKはデジタルロガーの用途開拓に取り組んでいる。開発キットと同時に16年1月から発売。幅広い分野から引き合いが活発化しており、今後実需として刈り取っていく。
同社のロガーは加速度、地磁気、温度、湿度、気圧、照度センサーを内蔵したセンサーデバイス。各種センサーによって、移動、停止、方向のほか、周囲環境の情報を収集できる。
製品は高密度設計の追求などにより開発品に比べて、稼働時間や機能を維持しながら、50×45×5.05ミリメートルサイズと最大約22%の小型化を実現。重量は12グラムへと軽量化した。
動作環境はAndroid4.3以上。電源はリチウム二次電池を搭載し、連続稼働時間が約12時間(ビーコン信号1秒間隔発信時)。通信方式はブルートゥース ローエナジーで通信距離が5―10メートル。充電方式はマイクロUSBで、充電時間は約8時間。メモリーは256キロバイト 。
開発キットは、自社のシステムに合った設定変更を簡単にできるようにしてほしいという要望から発売することにした。
さらに同社は、既存のデジタルロガーをベースに新たに電池交換タイプを開発した。「稼働時間を延ばしてほしい」とのユーザーの要望を受け、グループ会社の富士通アドバンストエンジニアリングと開発に取り組み、電池の消耗を減らすためセンサー機能をユーザーの要望に応じてカスタマイズ可能にするとともに、電池を交換できるタイプにすることで長時間使用可能な製品を開発した。
さらに今回の開発に合わせて、従来の各種センサー(加速度/地磁気/温度/湿度/ 気圧/照度)のうち、地磁気センサーについては、より応応範囲の広い角速度(ジャイロ)センサーに変更することで、利便性も向上させた。
各種センサーにより装着した対象物の移動・停止のほか、周囲環境の情報も収集することができることから、例えば工場や工事現場の作業状況、配送中のモノの状態把握、介護者の見守り、収集した情報の履歴管理など様々な分野で引き合い、問い合わせが活発化。今後、さらにソリューション提案を強化して売上げに結びつけていきたいとしている。
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