161228_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月28日 |
161228_01 |
STマイクロ |
半導体素子 |
ディスクリート |
一般産業用 |
センサー向け、超低消費電流高精度小型オペアンプ
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小型オペアアンプTSU111 |
STマイクロエレクトロニクスは、超低消費電流(標準値900nA)の小型オペアンプ(1.2×1.3ミリメートル)TSU111を発表した。同製品は医療用モニター、ウエアラブル機器、ガス検知器、pHセンサー、赤外線モーションセンサー、決済用ICタグなどに使用されるアナログ回路基板の小型化と省電力化に貢献する。
TSU111は、一般的なキャパシタのリーク電流と同等レベルの非常に低い動作電流を特徴とし、コイン型電池CR2032(220mAh)で25年以上動作する。これにより、システム全体の消費電力に大きな影響を及ぼすことなく設計に導入することが可能。
同時に新製品は同種の低消費電力オペアンプよりも低い入力オフセット電圧(150uV)と低いノイズ特性(0.1−10Hz、3.6μVp−P)を持ち、信号処理回路の高精度化を実現する。
また、11.5KHzの利得帯域幅積(GBWP)とレール・ツー・レールの入力段を持ち、環境情報や生体情報の信号モニターに利用できる。非常に低い入力バイアス電流(10pA)が、ガス検知器やフォト・ダイオードのようなセンサーに生じる寄生電流を最小化する。
また、一般的なロジック回路と同じ電源電圧範囲(1.5−5V)で動作するので、電源の設計と基板レイアウトを簡略化できる。さらに、最低動作電圧が低いため、バッテリ寿命が尽きるまで長時間にわたり機器を動作させることができ、太陽電池などのエナジー・ハーべスティング・システムで電源供給する機器にも簡単に使用できる。
DFN6(1.2×1.3ミリメートル)またはSC70−5(SOT323−5、2×2.1ミリメートル)パッケージで提供され、単価は1千個購入時に約0.69ドル。
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