電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月4日 131204_02 オリエンタルモーター 変換部品 モーター・アクチュエータ 一般産業用

DC電源入力で高速域をトルクアップしたステッピングモーターユニット


 オリエンタルモーター(東京都台東区)は、DC電源入力のステッピングモーターユニット「CVKシリーズ」を販売開始する。

 同社のステッピングモーターは2相と5相がある。2相ステッピングモーターは標準タイプで1回転200分割(1.8度/step)で動き、5相モーターは1回転500分割(0.72度/step)で動くため、トルク、振動、停止精度でどちらを使用するがが決まる。ステッピングモーターを制御するドライバーは、これまで2相と5相で形状や価格も異なっていた。

 新製品のCVKシリーズは、2相、5相モーターのトルクや振動など基本性能を向上させ、同時にドライバーのサイズや取り付け、I/Oコネクタを同一とし、価格を抑えて発売する。用途は医療、光学機器、分析器など精密位置決め用途など。

 特徴は、モーター巻線設計の見直しと駆動回路の高効率化設計により高電流化が可能となり、大幅なトルクアップを実現。特に2相は250r/min付近の低速でのトルクが従来品比で50%アップし、5相は500r/minでのトルクが従来品比で85%アップするなど、高速域で大幅なトルクアップを実現した。フルデジタル制御のフルタイムマイクロステップ駆動ドライバーによって、駆動レベルを大幅に改善し、全速度域で低振動・低騒音を実現した。

 5相ステッピングモーターユニットはさらに優れた振動特性を持つ。マイクロステップ駆動で最大12万5千P/Rまで分解能を上げることが可能。

 販売目標は3年後に月間1万台。


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