130423_02 三菱電機

電波プロダクトニュース



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4月23日 130423_02 三菱電機 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 自動車機器用

EV/HEVのモーターのインバータ駆動用パワー半導体モジュール2種


 三菱電機は、電気自動車やハイブリッド車用モーターのインバータ駆動に用いるパワー半導体モジュール新製品2種のサンプル提供を8月5日に開始すると発表した。

 新製品は「JシリーズIPM TYPEプラスB」で、定格電流500A、定格電圧1200Vの「PM500CJG120G」と同800Aおよび600Vの「PM800CJG060G」。従来品「TYPE―B」の同一定格電圧での300A、600Aに比較して同一搭載面積で大容量化を実現した。

 サンプル単価は両品種とも税別15万円。量産は14年度開始の予定。

 新製品は、キャリア蓄積効果を利用した同社独自の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)6素子を搭載している。また、周辺回路としてIGBT駆動、制御電圧低下保護、短絡保護、過熱保護に加え、新たにIGBT駆動用電源を内蔵した。また、チップ中心温度の出力機能を備えている。

 同社は、このオールインワンパッケージ化により、インバータのスリム化・高機能化・安全設計が進むと期待している。


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