ブルートウースV3.0準拠SPPプロファイル対応のコンプリートモジュール

　SMKは３月２９日、ブルートゥースＶｅｒ３.０準拠の、ＳＰＰプロファイル対応コンプリートモジュール「ＢＴ４０１シリーズ」を開発し、受注活動を開始したと発表した。

　ブルートゥース機能を使ってスマートフォンやタブレット端末のデータ通信に使用するＳＰＰプロファイルに対応した「ＢＴ４０１」と、ＳＰＰプロファイルとｉＯＳ搭載機器（ｉＰｈｏｎｅ、ｉＰａｄ）との接続を可能にするｉＡＰプロトコル（ｉＰｏｄ　Ａｃｃｅｓｓｏｒｙ　Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）に対応した「ＢＴ４０１―ＡＰ１」の２タイプを開発した。モジュール単体でブルートゥースＳＩＧおよび国内電波法、海外電波法（ＦＣＣ／ＩＣ／ＣＥ）の取得を予定しているため、顧客の開発コストの削減および開発期間の短縮に貢献する。

　特徴は、アンテナ一体型面実装タイプのモジュール。制御方式は独自方式の自動接続モードおよびコマンド接続モードから選択できる。モジュール単体でブルートゥースＳＩＧ、国内電波法、海外電波法の取得を予定。ＳＰＰプロファイルおよびｉＡＰプロトコルに対応。

　用途は、モバイルプリンタ、バーコードリーダー、計測器、ヘルスケア機器、スマートフォンアクセサリなど。

　主な仕様は、ブルートゥースＶｅｒ３.０に準拠し、パワークラスはクラス２。インターフェイスはＵＡＲＴ。動作電圧範囲はＤＣ２.７Ｖ―３.６Ｖ。外形寸法は２５.０×１１.０×２.３ミリメートル。

　▽ＳＰＰ　ブルートゥースのプロファイルの一つで、ブルートゥース搭載機器を仮想のシリアルポート化するためのプロファイル。