130315_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月15日 |
130315_03 |
SMK |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
移動体通信機器用 |
透明フィルム使用の静電容量式透明なタッチスイッチ
SMKは14日、透明フィルムを用いた静電容量式透明タッチスイッチを開発し、受注活動を開始したと発表した。
スマートフォンやタブレット端末の普及により、キー入力時の軽快なタッチ操作感が浸透し、家電機器などの用途でも従来のメカニカルスイッチに代わり、タッチ操作感のある入力デバイスを採用する傾向が高まっている。
新製品は、家電機器で重要なシンプルな入力と軽快なタッチ操作を実現する。PETフィルムの基材上に有機導電ポリマーを印刷することで透明なタッチスイッチを形成しており、ITOフィルムなどパターニング工程が必要な透明導電膜フィルム利用のタッチスイッチより生産性が高く、製造コストの削減が可能。
高感度検知ICの採用により、厚いカバーパネルを貼り合わせても操作感が損なわれず、スムーズな入力が可能。カバーパネルは、アクリル最大3ミリメートル厚、ガラス最大5ミリメートル厚まで貼り合わせ可能。
供給形態は(1)「タッチスイッチとICのセット」または(2)「タッチスイッチとIC付き基板のセット」のいずれか。
特徴は、高感度で厚いカバーレンズの貼り合わせが可能。フィルム製のため軽量薄型(センサー部厚t=75マイクロメートル)。有機導電ポリマー印刷加工により製造コストを低減。ITOと比較し耐屈曲性に優れる。出力端子一体型(接点部/カーボン印刷)のため、FPC圧着工程を省略し製造コスト低減を実現する。
用途は、家電機器、事務機など。生産能力は月産50万台(4インチ換算)。
使用温度範囲は、マイナス20―プラス30度C。キー数は最大22キー。
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