130313_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月13日 |
130313_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
センサーモジュール |
移動体通信機器用 |
小型機器向け地磁気センサー「ワイドダイナミックレンジタイプ」
アルプス電気は12日、スマートフォンや腕時計などの小型機器向け地磁気センサー「HSCDシリーズ」の新製品として、さらなる小型化と業界最大の測定範囲を両立した「HSCDシリーズ ワイドダイナミックレンジタイプ」を開発、追加ラインアップした。今月から量産開始する。
新製品は、外形寸法1.6×1.6ミリメートルの小型サイズ(同社従来品比60%減)を信頼性のあるLGAパッケージで実現するとともに、]、Y、Zの各軸でプラスマイナス2.4mTの測定範囲(従来製品比2倍)を可能にした。基板設計の自由度向上に貢献する。
長年、磁気ヘッドで培ってきた薄膜プロセス技術や磁気シミュレーション技術を生かし、磁気センサー素子を最適化することで、さらなる小型化と広い測定範囲を実現。自社設計のASICにより低ノイズ化と高分解能を実現している。
モバイル機器や小型機器で簡単にナビ機能や位置検知機能を利用できるよう、独自アルゴリズムを採用し、ユーザーの自然な動作でのキャリブレーションを可能にするなど、エンドユーザーの使いやすさも考慮した。
用途は、スマホなどの小型モバイル端末でのナビゲーション機能、ゲーム機器などのモーション検知機能、腕時計やDSCなどでの位置情報検知など。
サンプル価格は1千円(税込み)。生産は長岡工場(新潟県長岡市)および中国・寧波アルプス(寧波市)で行い、14年3月には月産500万個の生産を予定している。
外形サイズは、1.6×1.6×高さ0.7ミリメートル。測定磁界範囲プラスマイナス2.4mT。出力分解能0.15μT/LSB。動作温度マイナス40―プラス85度C。 |