高品位画像転送可能なUSBコンソール対応の小型遠隔ユニット

　富士通コンポーネントは、ＵＳＢコンソールに対応した小型遠隔ユニットの新モデル「ＦＥ―１２００ＣＷ」を４月から販売開始する。

　同社は、独自の高品位画像転送技術により、ビデオモニターを高解像度のままアナログ延長する遠隔操作ユニットの小型モデルとして「ＦＥ―１１００ＣＷ」をラインアップしている。

　近年、インターフェイスはＵＳＢが主流となっているが、ＦＥ―１１００ＣＷは操作用キーボード・マウスがＰＳ／２のみだったため、今回、ＵＳＢキーボード、マウスに対応した上位モデルを開発したもの。

　ＦＥ―１２００ＣＷは、ビデオ解像度ＵＸＧＡ（１６００×１２００ドット）を３００メートル、ＷＵＸＧＡ（１９２０×１２００ドット）で２００メートルまで色ずれ、にじみのない画像を遅延なく延長できる。さらに、これまで本体内部ボリュームの操作で行っていたスキュー調整をフロント側にスイッチを配置することで操作性を大幅に改善した。

　ＦＥ―１２００ＣＷの発売に伴い、従来機種のＦＥ―１１００ＣＷは１２月末日で受注終了とする。

　ＦＥ―１２００ＣＷの外形寸法（送信ユニット／受信ユニット）は、１１０×１００×高さ２５ミリメートル。重さは約０.３キログラム。オープン価格。