130312_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月12日 |
130312_02 |
NXPセミコンダクターズ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
自動車機器用 |
ロシアの衛星測位システム対応の車載テレマティクスモジュール
オランダのNXPセミコンダクターズは、ロシアの衛星測位システム「GLONASS(グロナス)」に連動するよう設計された、車載テレマティクスモジュール「GloTOP」を発表した。
GLONASSとGPSの両方を並行受信できる機能を装備し、いつでも最適の信号を自動的に選択し、高精度の位置情報を確実に取得できるようにする。また、GLONASS衛星システムに接続する車載テレマティクス・アプリケーションと迅速かつ容易に統合することができる。
NXPの既存のATOPソリューションとピン互換性、ソフトウエア互換性を持つため、自動車メーカーは現行の基板上で容易に、コスト効率良く交換できる。
ロシアでは、GLONASSシステムをサポートしていない車両に高額な輸入税が課せられる見通しで、同市場でテレマティクスの販売を予定しているメーカーにとって、これは非常に重要な意味を持つという。
また、GLONASSは最近、インドでも標準規格に採用されており、インド市場での販売拡大を図るメーカーにも、多大なメリットを提供すると、NXPは説明する。
GLONASS、GPS、GSM、NFC(近距離無線通信)機能を単一のパッケージに統合しており、渋滞回避、事故故障診断、車両運行管理など複数のテレマティクス・アプリケーションを実現する。これら機能を、ほかのモジュールを追加することなく並行して動作できるため、複雑さを大幅に軽減できる。
このほかGloTOPは、ほかのATOPソリューションと同様に、ハードウエアレベルで最初からセキュリティを組み込んでいるため、自動車ユーザーのプライバシーを確実に保護する。
|