電波プロダクトニュース
130220_02
消費電力半減のスマホ向けCMOS電力増幅器 スマートフォンで、WCDMAやLTEなどの信号を送信する場合に、基地局との通信距離や伝送情報によって送信電力が変動する。端末に搭載される電力増幅器の電力は、長距離送信時の大電力を想定した電源電圧に保つため、短距離送信時などには電力効率が低下している。 電力効率を改善するため、電源電圧を制御するには、これまで増幅器外部に電源ICやインダクタ素子の取り付けが必要となり、小型化が要求されるスマートフォンでは電源制御技術を用いにくかった。 東芝が開発した電源制御技術は、増幅器内の増幅素子を二つのブロックに分割し、各ブロックへの電源供給経路をスイッチ素子で切り替えるもの。電力効率が最大2倍改善し、低送信電力時の消費電力を半減できる。外部部品が要らずスマートフォンに適用できる。 東芝では、歪み性能や雑音性能の改善を図り、3年後をメドに実用可能な技術開発を目指すとしている。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|