130208_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月8日 |
130208_01 |
住友電工 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
通信インフラ用 |
LTE-Aに対応した携帯電話基地局用高効率無線アンプ
住友電気工業は、「LTE―Advanced(LTE―A)」に対応した携帯電話基地局用高効率無線アンプを開発した。100メガヘルツ 以上の広帯域で53%以上の高い電力効率を実現した。
無線通信規格LTEの次世代規格LTE―Aは、帯域幅がLTEの20メガヘルツ から最大100メガヘルツ まで拡張される。そのため、無線アンプでも広帯域対応化が求められている。同時に、携帯電話基地局の無線アンプは、基地局の消費電力の大半を占めるため、高い電力効率が求められている。
開発した無線アンプは、二つのアンプモジュールで構成する「ドハティ方式」と呼ばれる電力効率の高い方式を採用。ドハティ方式ではこれまで、帯域幅が数十メガヘルツ 程度に限られたが、アンプモジュールの基本波や複数の高次高調波の帯域内の整合を最適化して100メガヘルツ の広帯域化に成功した。送信出力は65Wで送信周波数は2.6ギガヘルツ 。
住友電工では今後、3.5ギガヘルツ など高い周波数への対応や、さらなる広帯域化、高効率化を図る。また無線送受信装置「リモート・ラジオ・ヘッド(RRH)」製品に搭載するための量産技術の開発を進めていく方針。
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