081002_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月2日 |
081002_01 |
NECトーキン |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
電気二重層コンデンサの約4倍のエネルギー密度を持つリチウムイオンキャパシタ「スーパーキャパシタHLシリーズ」
NECトーキンは、電気二重層コンデンサの約4倍のエネルギー密度を持つリチウムイオンキャパシタ「スーパーキャパシタHLシリーズ」を開発し、09年1月からサンプル出荷を開始する。
新製品は、電気二重層コンデンサの原理を使いながら、負極にリチウムイオンをドーピング(添加)することで飛躍的にエネルギー密度を向上させた蓄電デバイス。
同社の電気二重層コンデンサに使われる活性炭の技術や、リチウムイオン二次電池で培われたラミネートセル製造技術を駆使することにより、高パワーで高信頼性、電気二重層コンデンサと比較してエネルギー密度が約4倍(約20Wh/L)と優れた特性が可能になった。
放熱性を高め、設計の自由度を損なわないよう、同社のパワー用途向けリチウムイオン二次電池と同様、ラミネート形状にした。
電気二重層コンデンサの長所である長寿命、高安全性を生かしながら、高エネルギー密度を実現したので、建設機械や瞬間電圧低下補償 装置などの高パワー(電流200Aで約6秒間の供給が可能)で長寿命を期待される用途に最適だ。
また、風力・ソーラー発電などの用途への検討もさらに進んでいくと期待している。
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