携帯電話向けとしては世界最大容量となる16ギガバイトのメモリーカード

　米サンディスクは、携帯電話向けのメモリーカードとしては世界最大容量となる、１６ギガバイトの「マイクロＳＤＨＣ」および「メモリー・スティック・マイクロ（Ｍ２）」を発表した。米国では米ベストバイ・モバイルが１０月から、ベライゾン・ワイヤレスの小売店舗が１１月から販売する。

　 今や携帯電話は、単なる電話ではなくモバイル音楽プレヤー、モバイル映画館、モバイル・オフィスの役割も担っている。だが、これまで最大容量とされた８ギガバイトのメモリーカードでは、ＧＰＳ地図情報や数本の映画、ゲームなどを持ち運ぶためには十分でなく、より大容量のカードに対するニーズが高まっている。

　 サンディスクの新製品はこうしたニーズに対応するもので、携帯電話だけでなく、「マイクロＳＤ」スロットを搭載するビデオカメラやＧＰＳ受信機、ＭＰ３プレヤーでも使用できる。

　１６ギガバイトの「マイクロＳＤＨＣ」カードのメーカー希望小売価格は９９.９９ドル。ソニー・エリクソンの携帯電話向けに設計された「Ｍ２」カード１６ギガバイト版の希望小売価格は、１２９.９９ドル。