080613_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月13日 |
080613_04 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
画像処理用内蔵メモリーを新規搭載し、性能を30%向上を実現したアプリケーションプロセッサ「SH-MobileUL2」(SH7366)
ルネサス テクノロジは、マルチメディア化が加速する携帯電話の普及機向けに、コストパフォーマンスを向上させたアプリケーションプロセッサ「SH―MobileUL2」(SH7366)を製品化、今月からサンプル出荷を開始する。
量産は、8月から月3万個でスタートし、09年4月には同30万個を予定している。
新製品は動作周波数266メガヘルツで、日本の地上デジタル放送ISDB―Tで採用されている動画像圧縮規格のH・264/MPEG―4AVCに対応した高性能動画処理IPのVPU(ビデオ・プロセッシング・ユニット)を搭載し、高性能で低消費電力の動画処理を実現する。
特に画像処理用内蔵メモリーの新規搭載により、動画像処理性能を約30%向上させており、毎秒30フレームのエンコード、およびデコードを従来のVGAサイズ(640×480画素)よりも高画素のD1サイズ(720×480画素)で実現できる。
また、外付けしていたUSB2・0(ハイスピード)対応のホスト/ファンクションと、テレビ出力用のD/Aコンバータを内蔵しており、システムの部品点数削減によるコスト低減に貢献する。
パッケージは8×10ミリメートルの284ピンBGAを採用しており、メモリー用の128メガビットまたは256メガビットのDDR1モバイルRAMと、1パッケージ化したSiP(システム・イン・パッケージ)で提供されるため、機器の小型化が図られる。
サンプル価格は128メガビットDDR1モバイルRAM搭載品が1800円、256メガビット同RAM搭載品が2300円となっている。 |